ウィルスを防いで風邪知らず!家族間の感染を防ぐ方法とは?

風邪ウィルス

風邪のウィルス、家族内で順番に感染してしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。同じ家で生活する場合、どうしても感染する可能性が高くなってしまうのは避けられませんが、少しでもその可能性を低くするにはどうすればいいでしょうか。

飛沫感染と接触感染

まずウィルスの感染経路には飛沫感染接触感染があると言われています。

飛沫感染とは?

飛沫感染とは、ウィルスに感染した人が咳やくしゃみをすることで飛んだウィルスを、別の人が口や鼻から吸い込んでしまうことです。次に飛沫感染を防ぐために家庭内でできる予防策を紹介していきたいと思います。

家の中でもマスクをする

マスク予防
家の中でもマスクをしたり、咳やくしゃみをするときはティッシュなどで口や鼻を覆うことで、体内にウィルスを取り込んでしまう可能性を低くすることができます。家庭内でマスクをする場合に気を付けることは、マスクを外した際にウィルスが付着しないようにすることです。
外したマスクにウィルスが付着してしまうと、再度つけた際にウィルスが体内に入ってくる可能性が高くなってしまいます。
予防のためのマスクが逆効果となることもあるのです。
家庭内でマスクをかける際は、頻繁に新しいマスクに交換するか、マスクの置き場所に注意をするなどしましょう。子どもにマスクをさせるときは、その辺に置きっぱなしにしたり知らない間に着けたり外したりしてしまうので、特に注意が必要ですね。

換気をする

家の中に漂うウィルスを換気することによって外へ出します。
空気の入れ替えですね。
ただ、換気と言っても1か所の窓を開けただけでは空気は入れ替えられません。
部屋の真ん中を風邪が通り抜けるように、対角にある窓を全開にしなければ意味がないのです。同時に換気扇、扇風機を使用するとよりスムーズに換気ができます。こまめに換気することによって家の中の空気をきれいに保つことができます。

湿度を保つ

湿度を50%以上に保つことによってウィルスの活性化を抑えることができます。
ただ加湿しすぎるとダニやカビが繁殖しやすくなるので注意が必要です。
また、湿度が高くても室温が低いとウィルスの生存率が高まるとも言われていますので、湿度は50%前後、室温は18度~20度を保つのがちょうどいいでしょう。

接触感染とは

接触感染とは、ウィルスに感染した人が咳を手で押さえたり鼻水を手でぬぐったりした後にドアノブやスイッチなどに触れると、触れた場所にウィルスを含んだ飛沫が付着することがあり、その場所に別の人が手で触れ、さらにその手で鼻や口に触れることによって粘膜などを通じてウィルスが体内に入り感染することを言います。一般的な風邪の感染経路は主に接触感染が原因だと言われているそうです。
接触感染を防ぐために家庭内でできる予防策を紹介していきたいと思います。

手洗い・うがい

手洗い
手洗い・うがいはウィルス対策の基本と言えますね。手洗いは手指などに付着したウィルスを除去するのに効果的な方法です。うがいも体内にウィルスを取り込まないように予防するのに効果的な方法です。

エタノール消毒

ドアノブやスイッチ、蛇口などよく触れる部分をエタノールで消毒することにより感染率を大幅に下げることができます。それは、ウィルスが手についてしまうと手から鼻や口へと移動する可能性が高くなりますが、よく触れる部分をこまめに消毒することによってウィルスが手に付着するのを防ぐことができるからです。
この方法は看護師である知人が家庭内で実施しており、風邪やインフルエンザの家族間での感染は10年以上ないと言っています。

スマホは風邪ウィルスだらけ!?注意したいスマホの取り扱い

スマホから風邪菌
スマホを肌身離さず持っている人は多いかと思いますが、今社会でも問題になっているながらスマホもウィルス感染に深く関わっているのです。スマホは主に手で操作するので、ウィルスが付着しやすいのです。
特に気を付けたいのがトイレ内のスマホの操作です。トイレ内でもスマホを操作しているという人は意外に多いのではないでしょうか。
この行為はウィルスをスマホに付着させてしまう可能性が非常に高いのです。
例えばトイレで用を使用する際に、ドアノブに触れたりして手に何らかのウィルスが付着してしまっても、しっかり手洗いをすればウィルスは除去できるわけですが、トイレ内でスマホを使用すると手に付いたウィルスがスマホに付着していまい、いくらその後しっかり手洗いをしても、スマホを介してウィルスが再び手に付着してしまうのです。さらにウィルスが付着したスマホで通話したり、そのスマホを持ち歩いたりすることでウィルスを次々に移動させてしまうのです。
トイレを使用する際にはスマホは触らないようにしたほうがよいでしょう。

おわりに

いかがでしたか?一度風邪にかかってしまうと、かかってしまう人も看病する人も大変です。
それが家族間で順番に感染していってしまったら、何日もその状態が続いてしまうことになります。
そうすると仕事を長い間休まなくてはいけなかったり、看病疲れで体調を崩してしまったり…考えただけでもどっと疲れてしまいそうです。
少し気を付けるだけで健康に過ごせるのならそれに越したことはないですよね。
家族みんなが健康に過ごせるように普段から気を付けていきたいですね。

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