カフェチェーン店それぞれのコーヒーの値段や味、こだわりの違いについて

珈琲焙煎機

カフェ好きのみなさんどうもこんにちは!

以前セルフサービスカフェチェーン店の記事を書いたのですが、ここではもう少し掘り下げて、カフェチェーン店それぞれのコーヒーの味や値段の違いを書いていきます。

ドトールコーヒー(DoutorCoffee)

ドトールコーヒー
まず最初にセルフサービスカフェチェーンでおなじみのドトールコーヒーから。

ドトールコーヒー1杯の値段

ドトールコーヒーのブレンドコーヒーはSサイズで220円からの提供になります。

サイズ値段カロリー
S\2205kcal
M\2707kcal
L\32011kcal

ドトールコーヒーのブレンドコーヒーはコーヒーチェーンを始めとしたカフェの中では、群を抜いて安い方ですね。「もう少し値段あげてもいいのではないか!?」と思うカフェ好きな方もいらっしゃるのではないのでしょうか。安さの秘密や味や質、そしてこだわり等様々な疑問がありますが、まずは「いったい何故こんなに安価で提供できるのか?」と思えるその安さの理由について追っていきます。

ドトールコーヒーの安さの理由

以下、セルフサービスカフェチェーンの記事でも紹介させていただきましたが、1980年にドトールコーヒーはオープンしています。

当時の日本の喫茶店ではコーヒー1杯の値段が300~400円という中、なんとドトールコーヒーは1杯150円という破格の値段スタートしています。当時、他の喫茶店の値段設定の約半額という事で、当然ながらも「そんな値段では絶対失敗する」と周囲から言われる程のまったくもって非常識な価格設定でした。
ではなぜドトールはこのような破格な値段でスタートとしたのでしょうか。
1980年代あたりの当時の日本は、第2次オイルショックの影響で景気は低迷している状況でした。それまでの好景気によってコーヒーは誰もが楽しむ必需品のような存在になっていたのですが、景気が悪い影響から、コーヒーは経済的な負担が大きい存在となってしまったのです。
そんな中ドトールの創業者である鳥羽博道さんは、

毎日飲んでも負担にならない価格はいくらだろうか?
いくらだったら喜んで足を運んでくれるのか?

というところから考えて150円という価格をはじき出しました。「1杯150円で提供」という目的があれば、あとは機械化をすすめて1人あたりの労働生産性を高めたり、一等地に店を構えることで低単価・高回転で店を回して多くのお客様に来てもらうという工夫やアイデアを出して、不可能と思われていた150円という価格を実現したのです。
まさに鳥羽博道さんの才能ですね。
ちなみにですが、ドトールのフードは驚くような原価率で、時期によっては、ほぼほぼ原価で提供していた時期もあるそうです。こういうスタンスで営業ができるのは、お客様にお店に足を運んでもらうことに対して、ぶれずに常々大事に思えているからなのかなと思います。

美味しさの理由

ドトールのコーヒーはこだわりがあります。

コーヒー豆の選定

コーヒー豆

美味しいコーヒーを作る上ではコーヒー豆の選定は非常に重要となります。ドトールのコーヒー豆は約20ヶ国程の国からコーヒー豆を調達しています。
そしてコーヒー豆の産地は地域指定ではなく、もう一段階細分化した、農園指定というピンポイントなこだわりで産地を指定しています。
ドトールのコーヒーの味を作ったと言われる菅野眞博さんは、自ら21もの国に実際に足を運び、味や産地の違いを調べたそうです。しかもちょっと前まで内戦が起きていた国や治安が悪い場所でもコーヒーの為ならおかまいなく足を運んだそうです。時にはコーヒー関連の情報を入手するために、現地の人とコーヒーについて熱い議論を交わす等の方法をとっていたそうです。

直火焙煎へのこだわり

コーヒーを作るにあたり、焙煎という豆を焼く工程があります。
コーヒー豆は最初は白っぽい色(色がものすごく薄くなってる)をした生豆という状態なのですが、焙煎(豆を焼くこと)することで皆さんが目にする茶色い豆の色になり、コーヒー本来の風味や香りが生み出されます。
この焙煎という工程はコーヒーの味を創る上で重要なポイントとなってきます。
ドトールは直火焙煎という焙煎方法を用いていますが、この直火焙煎という方法は、大量に豆を焼く際には不可能な方法とされていました。
ドトールは、より理想の味を実現するには「直火焙煎」がよいと考えていたのですが、世界的な文献を調べてても「直火焙煎は大量に焼くことは出来ない」というようなことが書かれており、また、ドイツにある焙煎機メーカーに、「大量に豆を直火焙煎できる焙煎機が欲しい」と注文したところ、
そんな非常識な注文は受けられない
という発言が飛び出す始末でした。
通常ここで諦めてしまうのが世の常ですが、、、味にこだわっていたドトールにしてみればそんな現状を納得できず、
ないなら仕方がない、自分たちで作ろう!
と4年もの歳月をかけ、焙煎機を自分たちで作ってしまいました。ニトリではないですがお値段以上、コーヒー豆の選定のこだわり、直火焙煎へのこだわり、そういった長年の情熱や努力の結晶が、人気やセルフサービスカフェチェーン業界でのシェア拡大等につながっているのでしょうか。

コメダ珈琲

コメダ珈琲モーニング
さて、お次はフルサービスカフェで有名なコメダ珈琲。
コメダ珈琲の生まれは愛知県の名古屋市瑞穂区。
私も同じ区に住んでいたことがあり、名古屋市瑞穂区にはコメダ珈琲の本店や創業者の住宅もあります。
当時のコメダは今見たく全国展開をせず、また、郊外にしか店舗を出さないというスタンスを貫いており、東海地域での人気っぷりはすさまじかったです。例えば、コメダのフランチャイズの出店希望があっても、人気がありすぎて出店できるのはその3年後とか、、、。コメダの話をさせてもらえればキリがないのですが、少し本題からずれてしまうのでここら辺で止めておきます(笑)

コメダ珈琲のコーヒー1杯の値段

コメダ珈琲のブレンドコーヒーは420円からの提供になります。サイズ形式ではないのですが、もう一つ上のサイズのものとなるとたっぷりブレンドコーヒーが520円からの提供です。
フルサービスカフェで1杯420円との事ですが、私的には安くもなく高くもなくという金額設定なのかなと思います。

コーヒー豆の選定

コメダ珈琲では世界中から4種類のコーヒー豆を厳選し、焙煎方法を変えて仕上げた7種類の焙煎豆を使っています。品質と供給の安定に重きを置いている為、ドトールのように産地の指定はしていません。焙煎した豆は丁寧に時間をかけて蒸らし、ゆっくりと時間をかけて行っているそうで、そういった手間や時間を惜しまずに丁寧にコーヒーを入れているからこそ、安定した味の提供が出来るのでしょう。

コメダ珈琲の焙煎方法

コメダ珈琲のコーヒーは、各地の工場で焙煎・抽出を行っています。これは何故その方法なのかというと、香りが飛んで逃げない内に、急速に冷やしてしまおう。
という理由からです。そしてこのコーヒー抽出装置についてはもちろん、特許の取得もしています。そういった過程で創られたコーヒを各店舗に配送し、温め直したコーヒーがお客さんの前に提供されています。

コメダ珈琲はクリーム、フレッシュの使用を推奨

コメダで提供されるブレンドコーヒーは、ボディーが強めで重みがあります。(私的にこの重みが好きです。)そのまま楽しむことも出来ますが、コメダではコーヒー用のクリームと砂糖を入れて飲むことを勧めており、コーヒー用のクリーム、フレッシュは乳脂肪分45%ととても濃厚です。私の周りのブラック派の方々もフレッシュやクリームを使用してます。

コメダ珈琲のあるある

最後になりますので、ここではコメダ珈琲にまつわる様々な話を取り上げます。
口頭で聞いたものや噂程度もありますので半分流し読みでお願いします(笑)

2000年初頭にフランチャイズ希望を出すと順番待ちで、その長さ実に3年。
コメダが売れた理由の一つとして人気商品のシロノワールがあるがコメダはシロノワールの仕入れ先が決まっており、またその仕入れ先もコメダにしかシロノワールを卸さないという独自の仕入れルートを持っていた。

全国展開や都心に店舗を出店するのは元々のスタンスとは相反するものだが創業者の加藤太郎が権利を一部手放しスタンスが変わり、都心や全国へ出店する形となった。

当時私の同期が、創業者の実家の隣にあるお店でアルバイトをしていたのだが、その人曰く、創業者の加藤太郎さんは物腰柔らかい普通のおじいちゃん。

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