車を購入する前に必読!!小さい子どもがいるママのための車の選び方

子育てママの車選び

車を購入するにあたって、「ハイブリッドカー」「ミニバン」「コンパクトカー」「軽自動車」「セダン」「SUV」というように、選ぶ車の車種やタイプがとても多く、何の車が家族や今の自分に最適なのか実に悩むところ。ママたちの子育て時期、このタイミングで買うならどの車種がいいのか…無論経済面もそうだが、子どもがいるのであればまず安全性や機能性を重視したい。
実際に、それぞれ車種毎のメリットはなにがあるのか?子どもやママの視点、そして経済面等から車種別に調査していこうと思う。

ハイブリッドカー

ハイブリッドカー
ハイブリッドカーの一番の魅力はなんと言っても低燃費でガソリン代が節約できるという点。
またグリーン化税制による特例やエコカー減税も受けられる点がメリットに挙げられる。(平成32年度燃費基準の何%達成車かによって違ってくる)
そして他のタイプの車と比べて振動が少なく静かなことも魅力の1つと言える。ハイブリッドと言えば車体価格が高いイメージだが、最近は同じ車種でもハイブリッド車と、ハイブリッドではない車の価格の差が縮まってきており、購入時に悩む人も多い。
しかしハイブリッドカーの場合、どの程度乗るかによってもハイブリッドの良さが変わってくる。例えばあまり距離を走らない、毎日乗らないという方は特にハイブリッドカーを選ばなくても、今は燃費のいいハイブリッドではない車もたくさんあるので、そちらを検討するのもいいかもしれない。
同じ車種でハイブリッドタイプ、ハイブリッドタイプではない車がある場合は、ぜひ一度両車試乗をし、乗り心地、走り心地も比べてみるのが得策だろう。

ミニバン

ミニバン
ミニバンとは一般的に乗車定員が7~8人で、3列シートを備えたワゴンタイプの「乗用車」。ミニバンのメリットは、人数が乗れる荷物がたくさん載せられるという点があり、ファミリー向けに人気のある車だ。
スライドドアタイプのミニバンは特に子どもがいる家庭に人気で、子どもの乗降、荷物の積み下ろしの際にとても便利だ。車内が広く乗り心地がいいので、街乗りというよりは、どちらかというと遠出するときに活躍する車だ。
他の車種に比べて車体が大きく重さもあるので、燃費は若干悪くなってしまうが、今はハイブリッドタイプのミニバンも多くあるので、その点は十分カバーできる。また、ミニバンと言っても大きいサイズからコンパクトサイズまで数多くでているので、選択肢が多いのも魅力の1つだ。

コンパクトカー

コンパクトカー
コンパクトカーにおいての定義は厳密には定まっていないが、一般的には

  • 全長4,000mm以下
  • 全幅1,700mm以下
  • エンジンの排気量1000cc~1500cc程度

と言われている。
軽自動車と異なり5人まで乗車でき、税金は高くなる分エンジン性能や安全性にとても優れている。コンパクトなサイズだけに燃費もよく、小回りも効くので街乗りメインのママにも運転しやすい車だと言える。
コンパクトカーと言っても、ファミリー向けタイプのものは車内も広々としているので使い勝手は抜群だ。ミニバンはちょっと大きすぎる…と迷っている人におすすめ。

軽自動車

軽自動車
軽自動車とは、

  • 乗車定員4人以下
  • エンジン排気量660cc以下
  • 車体サイズが全長3400mm×全幅1480mm×全高2000mm以下

のすべてを満たす自動車が軽自動車となっている。
軽自動車は、車体価格や維持費、税金や保険料等金額が安いのが大きな魅力で、燃費もいいため、非常に人気が高い。そして車体の小ささから運転しやすく、駐車もしやすい。
また、昔の軽自動車と比べて室内空間はとても広くなり、ベビーカーを立てたまま入れられたり、スライドドアのタイプを選べたりと、子育て世代をターゲットにした機能がたくさん加わっている。
そのほか、カラーバリエーションも充実していて、かわいくおしゃれな内装など、特に女性をターゲットとした車が多い。安全面での不安は若干残るものの、その弱点を埋めるべく色々な安全機能も追加されている。

SUV

SUV
SUVとはスポーツ・ユーティリティ・ビークルの頭文字が由来となっており、「大きい」「価格が高い」「燃費が悪い」といったイメージがあった。
「SUV」は車高が高い車種が多くスライドドアではないため、機能的な面では子どもが小さいうちは少し不便かもしれない。しかし近年「コンパクトSUV」というタイプが登場し、デザイン性が高く、「大きすぎない」「リーズナブル」「燃費性能の向上」と今までのイメージを払拭することに成功し、人気車となっている。

中古車

上記に挙げたタイプとは異なるが、中古車は年式も車種も様々だが、新車を買うよりも安く手に入るのは明らかだ。
子どもが小さいうちは車酔いで吐き戻してしまったり、お菓子やジュースをこぼしてしまったり、何かと車内でハプニングが起きやすい時期。
乗りたい車でなくても、汚れるのは当然と割り切り、機能面で子育て向けのファミリーカーを選び、子どもがある程度大きくなるのを待って、その後自分の欲しい車を新車で購入する方法もある。
ただ購入時にすでに年式の古いものや走行距離が長いものは、メンテナンス費用が重なる場合もあるので注意が必要だ。また中古車特有の「予期せぬ故障」という部分も考慮しなければならない。
その為、購入するのであればしっかりと車を選び、予期せぬ故障にも対応できるようなサポートや契約を結ばなければならない為、新車を購入するより「車選び」という点においては若干ハードルが高いように思える。
ただ、車買い替えの為新車を買おうとしているが、時期や予算、環境等考慮するとなかなか選べない方の繋ぎとして中古車の選択は十分有りだと思う。

まとめ

それぞれの特徴を挙げてみたが、上記に挙げた以外で視野に入れたい点は、移動手段の他に車に何を求めるか…が重要である。
「価格」「燃費」「機能性」「安全性」「車内の広さ」など、生活スタイルや用途に合わせて考えてみよう。
そして子どもが小さいうちは何かと荷物も多くなるもの。チャイルドシートやベビーカーを載せることを想定し、さらにそのあとどのくらいの荷物が載るかどうかも考慮したほうがいいかもしれない。
また、車内で授乳をすることがあるのか、おむつ替えをすることがあるのか…といった子どもを乗せた車内で何をすることがあるかを想定した車選びも大切だ。

おわりに

購入する車が決まったら、必ず試乗をしてから決めよう。似たようなタイプを乗り比べるのが得策。
実際に乗ることで、走り心地はもちろんのこと、車内の広さや運転席側の視界なども確認できる。トランクの広さだけでなく、サイドポケットなどの広さや、ドリンクホルダーの位置なども確認するといい。
子どもが小さいうちは車でのおでかけもなかなか大変なもの。子どもも大人も快適に過ごせるような空間にしたいものだ。

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