20~30代のマイホーム選びで知っておきたいこと!

戸建てマンションどっち選ぶ

若いうちにマイホームの購入を視野に入れているのならば、後に購入するより、マイホームとの付き合いが長くなるので、しっかり考えて購入したいところ。まずは20代~30代でマイホームを購入すると、どのような「メリット」や「デメリット」があるのか見ていこう。

20代~30代でマイホーム購入の際知っておきたいポイント

「メリット」はとらえ方次第で「デメリット」にもなるが、「デメリット」は対策できることもあるので、ここではあえて分けずに箇条書きで記していきたい。

  1. 購入する時期が若ければ若いほど、マイホームでの生活を長く楽しめる。
  2. 長く住む分修繕費・管理費などのメンテナンス費用も考慮しなければならない。
  3. 購入する時期が若ければ若いほど、住宅ローンの返済も早く終わる。収入が少ないうちに買えば、その後の収入の増加で返済が楽になる。
  4. 必ずしも収入が増加していくとは限らない。
  5. 住宅ローンを組むことによりお金の管理に対する感覚も磨かれるので、より安定度の高いライフプランを若いうちから立てられるようになる。
  6. 結婚、出産、離婚、転勤、転職などにより、家族構成や生活環境が変わる可能性がある。
  7. 頭金が少なく借入可能額も少ないと、購入可能な物件価格も低くなってしまい、立地条件や広さ、デザイン等を妥協をしなければならず、売却の際に不利。
  8. 親からの援助などでカバーすることもできる。
  9. 返済期間を長くする分だけトータルの利息負担が重くなる。
  10. 繰り上げ返済を利用することで負担を軽減できる

住宅ローンを組む時に注意すべきこと

住宅ローン返済を賃貸の家賃で支払える額にいっぱいに設定してしまうと、年に1度の固定資産税の支払いが苦しくなることも。マンションには「管理費」「修繕費」「駐車場代」等が別途かかってくる事や、一戸建ての場合は建物のメンテナンスは自分自身で行わなければならないため、メンテナンス費用を積み立てておく必要もある。それ以外にも、車を買い替える必要が出てくるかもしれない。家族が増えるかもしれない。住宅ローン返済以外にかかってくるであろうお金もある程度把握して、自分たちの生活を快適に送れるように無理のない返済額を設定しよう。

では次に、購入するにあたって重要視されているポイントを見ていこう。

住宅選びの際の重要視されているポイント

20代~30代の住宅選びの際の重要視されているポイントは以下の通り。

  1. 物件価格
  2. 交通利便性(最寄駅からの距離や通勤時間)
  3. 日当たり
  4. 部屋数、間取りプラン(部屋の配置)
  5. 土地の広さ/住戸の広さ(専有面積)

 

リクルート総研オリジナル調査

5位までは20代も30代も選ぶポイントは同じだが、30代では子育て世代が多いからか、「近隣の学校・学区」を重要視する声も多い。そして20代は7位、30代は6位に「地域の治安」が入ってきており、住む場所・地域も重要視されるポイントとなっている。住む前には、住む建物だけでなく、周りの環境も入念にリサーチしておくことをお薦めする。

おわりに

マイホーム購入はゴールではなくスタート。
自分や家族の人生設計を元に上記のポイントを抑えたうえで、理想と現実のギャップをうまく埋めながら、唯一無二のあなたの理想のマイホームを見つけてほしい。

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