ちょっとそれ本当にお得なの!?食料品のまとめ買い or ちょこっと買い

買い物top

毎日の家計のやりくり、大雑把に管理している人もいれば、家計簿等で徹底的に管理している人もいるだろう。
今回は食費の見直しとして、まとめ買いをするのがお得かちょこっと買いをするのがお得か、様々な観点からみていきたいと思います。
安いときにストックして上手にやりくりすることが得意な人がいれば、こまめに無駄なく必要なものだけを買うことが得意な人もいます。
もちろん人によっても向き不向きがありますが、まずはまとめ買いについて見ていきましょう。

まとめ買い

まとめ買いは食材を一気に購入し、肉や野菜を小分けに冷凍保存したりして少しずつ消費していくやり方です。スーパーに行く回数は少なくて済みますし、お店までの交通費や向かう労力の負担が減減らせますが、それなりに計画的に買わなければ食材を無駄にしかねないリスクがあります。

保存の仕方は?

すぐに使うものは冷蔵庫、逆にすぐに使わないものや、冷蔵庫に入れてもそれほどもたないものは冷凍保存をしていくのだが、これも冷凍庫を常にきれいに整頓し日付の印などをしないと、「いつ」「何」を冷凍したものか分からなくなってしまいます。冷凍して満足してしまう人こそ、こういう手間をかけずに食材を無駄にしてしまう人も多いのでは。肉や魚の冷凍保存は小分けにするだけでなく、味付けをして冷凍するのもおすすめです。少し手間ではありますが、そうしておけば使う時に解凍して焼くだけとなり、簡単でとても便利です。

「いつ」、「どこ」へ、「どの」程度の食料品を買いに行くべきか?

まず、「いつ」まとめ買いをするのがお得なのでしょうか。まとめ買いをするなら行く予定のスーパーの安売りの日に行くのが一番効果的だ。曜日や日にち、安くなる日はスーパーによってさまざまです。
もし仕事をしているなどで安売りの日に行けない場合は、スーパーに行く時間を16時以降にするといいでしょう。
だいたいのスーパーは4時以降にその日一番の安さになります。また揚げ物や生もの、お惣菜等はお店側にとってその日のうちに売り切らねばならないので、営業終了時間が近づくにつれ安くなっていく傾向があります。特に揚げ物や生もの、お惣菜等は半額以下までに値段が下がる事もあります。

次に注目する点は「場所」です。
まとめ買いをする時は、特に「場所」は重要な選択になってきます。
特定のものがどこよりも安い店より、全体的に値段が安めのお店に行くのが一番効果的です。1品ごとの値段の差が小さくても、何品もまとめ買いすることによって、最終的にかなりの金額差が出ます。
そしてまとめ買いの頻度をどの程度にするのか決める必要があります。
あまり長期の分をまとめ買いしてしまうと、管理しきれず無駄になってしまうので、自分が管理できる日数からはじめて、少しずつ日数を延ばしていくやり方が私のおすすめです。

どんな人に向いてる?

まとめ買い
まとめ買いが合う人

  • 計画を立てることが好きな人
  • 買ったものを冷凍保存する作業が苦にならない人
  • 冷蔵庫や冷凍庫内を整理整頓できる人

まとめて買う分、1回の買い物量が多く、「すぐ使うもの」「冷凍保存が必要なもの」に分けて保存する作業もあるため、基本的にまめな人に向いています。

特に気を付けたいこと

あまり何軒もスーパーを回ることはおすすめしません。時間と労力がかかるのはもちろん、買うつもりのないものまで「足を運んできたから」と、ついつい購入してしまう可能性があるからです。
あくまでも決まった日数分を無駄なく購入し、使い切るということがお得に買い物する上で大切です。続けるからこそ効果が出るので、無理しない範囲でやってみてほしいところです。

まとめ買いはちょっと面倒だと感じる人にはちょこっと買いがおすすめです。
次にちょこっと買いについて見ていきます。

ちょこっと買い

2~3日分こまめに買い物に行き、その都度きれいに消費していくやり方です。
だいたい肉や魚は購入してから2~3日もつため、肉や魚を使い切ったらまた買い物に行くようにするとよいでしょう。
スーパーに行く回数が多いため、余分なものを買ってしまわないように注意が必要ですが、数日分の買い物なので、使い切ることを目標にすればメニューも決めやすいです。

保存の仕方は?

冷蔵保存が基本だが、使い切れない場合は冷凍保存も活用しましょう。冷凍保存する際は使いやすいように下準備をしてから保存するのもおすすめです。
冷凍したものは早めに使い切るように次の買い物の際のメニューに組み込んでおくとよいでしょう。

いつ、どこへ買いにいくべき?

ちょこっと買いの場合は、ある程度買うものが絞られるので、基本買う予定のものが安く売っているお店がおすすめになります。夕方からタイムセールをするお店が多いので、そこを狙っていくのもいい。ただ全体的に安いお店に行ってしまうとあれもこれも買ってしまうこともあるので注意が必要です。
どうしてもたくさん買いすぎてしまうという人は、一度まとめ買いを試してみるのも良いかと思います。

ちょこっと買いはどんな人に向いてる?

ちょこっと買い

ちょこっと買いが合う人

  • 買物に行くのが苦にならない人
  • 必要なものを必要な分だけ買える人
  • お店が家の近郊にある方

購入予定の食料品をうまく使い、無駄に買わないようにするのが重要になってきます。考えているメニューに必要なものなのか、冷凍保存した場合きちんと使いきれるのかを考えて購入するようにしましょう。

まとめ買いとちょこっと買い

まとめ買いとちょこっと買いの特徴は上記の通りだが、これを合わせた買い物の仕方もあります。冷凍保存しやすい肉や魚をまとめ買いしておいて、野菜や果物のようなあまりもたないものをちょこっと買いするという方法です。
この方法ですとどの食材も安いときに購入できるというのが最大のメリットです。
ちょこっと買いでスーパーに行った際に安い肉や魚があったら、その都度購入しておき小分けにして冷凍保存すればいいです。これなら事前にメニューを決めずとも、その時にお値打ちな野菜と冷凍保存してある肉や魚を使ったメニューをパッと頭に浮かばせて購入できます。
ある程度レパートリーがある人には特におすすめの方法です。

おわりに

どの方法にも人によっては向き不向きがあると思うので、何回か試してみて自分に合った買い物の仕方を見つけてほしいです。お得に買い物をしたいという気持ちさえあれば「これ本当にいるかな?」と一旦考えることができるし、それだけでも無駄が省けます。
あまり無理せず、買いすぎてしまった時には上手く冷凍保存を活用しましょう。