ペットと言うと様々な動物が連想できます。その中でも特に多いのが「犬」。
今回は犬を飼っていた、歴史上の人物の中で大の犬好き、いわゆる「愛犬家」を紹介したいと思います。
西郷隆盛
西郷隆盛は、江戸幕府の終結から明治時代の初期は中心人物として日本のいろいろなところを変えた人ですね。
薩長同盟を長州藩と結び、幕府に対抗、大政奉還へと繋げたり、旧幕府軍(徳川家中心)と戦争をした時に、幕府参謀の勝海舟と会談し、江戸攻撃決行前日に江戸の解放を勝海舟に決断させたり、日本の行く末を変えた人物です。
そんな西郷隆盛も大の犬好きでして、なんと戦争(西南戦争)にも愛犬を連れて行ったという逸話があります。西郷隆盛が犬を飼うきっかけは、なんと「ダイエット」の為だそうです。明治維新後、運動不足の為太ってきた西郷隆盛がダイエットの為に「ウサギ狩り」をはじめ、その時に「猟犬」が必要だったそうです。
ワンちゃんの名前はメスの「ツン」!?
西郷隆盛が飼っている犬の名前はメスの「ツン」なのですが、銅像ではなぜかオスになってしまっています。ここら辺りは西郷隆盛が犬を多頭飼いしていたからでしょうか。その中には大半が薩摩犬だが、外国産の犬種の犬もいたとか。
元々ダイエットを始めたのがきっかけで、犬が好きになるのってあまりない話ですね(笑)
聖徳太子
聖徳太子も愛犬家として有名ですよね。まあ聖徳太子は愛犬家でなくとも有名ですが(笑)。日本人なら大抵の方がご存知だと思います。聖徳太子は1度に10人までの人の話を理解することができ、日本のお札にも登場してますね。
そんな聖徳太子も大の愛犬家で「雪丸」という犬を飼っていました。雪丸亡き後には雪丸の石像まで作り、その像は今も奈良県の達磨寺に残っています。
雪丸は雪のように白い犬で、とても賢い犬だったそうです。真相は定かではありませんが、この雪丸、人間と会話ができたとかなんとか。
今世紀でも奈良県王寺町のゆるキャラとして活躍しています。